2009年03月29日
いわゆるリフォーム屋としての業態をやめます。
今日もブログを見ていただいてありがとうございます。
リフォーム会社をずっと経営してまいりまして、巷のリフォーム業としてのサービス
がお客様に、住宅にたいする会社の想いや自分の考えを正確にお伝えできないので、
まず便利屋さん的なリフォーム店としてのサービスを今回 辞めようと思いました。[E:flair]
といっても従来どうり仕事はするのですが、従来のアフターサービスはもちろん
いたしますし、ご相談いただけて、私どもがお客様の住宅のお困り事の本質を
解決できればお仕事はします。
プロの目から見て意味のないリフォームや住宅の質を改善できない一時的な
補修などは受けられないということです。
いわゆる専門家 リフォーム業者としてきちんとした 社会資本としての住宅の
維持管理や住宅の質の向上をお客様に伝えられないのはなぜなのかと
ずっと疑問に思っておりました。
住宅を維持管理する費用としての工事の価格が目安明示されることが、なぜか
表面の価格や便利さだけ先行してしまった。
従来 業界のタブーだったリフォームの価格の目安をオープンにしたことと、
家の維持管理の質や住宅の品質を落とすこととは明らかに違うのです。
現在、一部でリフォームに新規に参入された方々を見ていますとリフォームの目安
価格がオープンになっているから、その分 質を落とすようにしているように僕には
見えるのですが・・・・・
正直、全てのお客様にリフォームする意味を説明すること、そして得られるものが
何なのかをご理解いただくことそして リフォームの業界の未来を変えることに
疲れつつあります。
ご説明しても、その住宅に対する想いや価値感が根本的に違う方には、私どもが
リフォームは逆にお金がかかります。
無い袖はふれないと言われれば それまでですが、
きちんと家を永く持たすため 維持管理する費用を
100円ショップで物を買うように考えるお客様が僕に
は理解できないのです。
リフォームという言葉自体がイメージさせるものが僕は悪いのじゃないかと
最近 考えるようになってきています。
なんかいい言葉ないでしょうか?
リモデリング リノベーション いい言葉が見つかりません。