2007年08月28日
わかりやすい
静岡県の広報誌 県民だよりのTOKAIー0「トウカイゼロ」の説明がすごく
わかりやすかった。 詳しくはこちらへ・・・・
http://www.taishinnavi.pref.shizuoka.jp/toukai0/index.html
行政のつくった広告としては至極の出来栄えですね。
これからは、自社で説明文つくるよりコピーして使うつもりです。
お客様に耐震診断制度のことを説明するのに大変に苦労をしていたのです。
適応用件や補助金の問題をわかりやすく説明できず、お客様が結果的に
判断ミスをされ、ご損になったり、要らぬ出費などむずかしいことが 多かった。
実際 補助金の出る仕事って競争原理が働いていないので、お客様には
一見 得であるようだが 実は損なことが多いのです。
ご存知のように まあ 補助金って誰も責任とらない行政手法ですから・・・・・
耐震診断自体が建築業者 設計士の仕事をつくるという側面もあるので、
派遣される会社や人の人格に左右される部分がたぶんにあった。
その点 今回は部位別の目安価格をいれたりして、以前 行政と業者との
公開ミーティングのとき、わたしが主張していたことが、広告には反映されて
うれしかった。
先のミーティングの時はTVの取材もあり、私もインタビューされ、部位別の目安
の工事価格などをぜひ明示するように主張もしたが、しっかりNHKはカットしてく
れたのでした。
「TVに出るってよ」って皆に言ってまわっていたから、大恥をかいた
じゃないですか。
まだ、行政もその頃は、地場の建築会社及び工務店の良心にまかせきる
つもりだったと思いますよ。
2007年08月27日
学者じゃないんだから
先日、たまたまある高名な建築コンサルタントのお話を聞く機会があった。
中途半端な技術者ほど、建築知識を語るとのこと。まさに同感
確かに、建築では技術はものすごく大事です。
でもお鮨屋さんでいうなら気分よくおいしいお鮨を食べたい。
究極のところお鮨でなくても、食事して幸せになる空間 時間が欲しいのが目的
いくら腕がたっても、ネタの自慢されて、食い方がとガミガミいわれたらおいしくない。
怒られに行く自虐的な人ならOKですが・・・・・
結構 実は建築も同じことをしている、あくまで培ってきた技能や知識はひけらかす
ためでなくお客様を幸せにするために必要なエッセンスのひとつだと思う。
上記のコンサルもプロとはそういうものと断言しておられた。
ただ、建築は、建てたい人よりも建てたい人のほうが多い妙な業界・・・・・・
ビジネスでなく、自分が建てたいからやっている人も多い。
2007年08月26日
安い物が欲しいわけじゃない。
だれもが、安い物が欲しいわけじゃない。
建築の業界だけは、少し誤解がある人や業者が多い。
自動車が, ただ移動手段で全般的なお買い得感を求めるなら、中古のカローラや
中古のデミオを買えばいい。
車でも、実際はかなり維持費がかかる中古の外車が売れてきている。
アルファードなど大型車がマーチ以上に毎月 売れているのが現実です。
でも、この建築業界は供給者が消費者は安けりゃ買うだろうと誤解が多すぎる。
その結果として、無理なことをして耐久性や健康 広告の信憑性や業界の信頼
を損なうことをして何になるのだろうか?
消費者を馬鹿にしているのか、知識のない消費者が増えているのか?
実際は両方ですね。
昔は、私たち以上に、建築 職人の技術に詳しいお施主さまがいた。
現在はネットで情報は入るが、断片的で、業者のプロパガンダに洗脳されやすい
お客様が多い。
自分で、探した得た情報は 疑念なく信じるから、逆にネットは洗脳媒体かも
しれないと感じてしまう。
これも情報過多の現代社会はしょうがないと思う 今日この頃
何でも、物事は二面性を持っているから、本当のことを伝えるのが難しい。
ユニクロでシャツを買いながらも、いいスーツを買う人が多いのが、実際のところ
晴れの場には、ユニクロのシャツ着ていきませんが・・・・・
建物や住宅も同じです。
ただ、シャツは購入してこんなものということがわかるが、住宅はどうなんでしょう?
2007年08月24日
材木のお話
最近 材木屋さんとよくお話する機会がある。
話題は、無垢の柱を使っているということで、差別化される会社が増えてきたが実際
どうなのかということが多い。
正直、桧の柱などを使っているといっても部位まで明らかにしているのは全国でも
数社しかいないとの事。
あとは、どこまで桧を使っているのか明らかにしない会社が多い 管柱のみ桧の家
は桧の家なのかどうか?
木の家といいながら、間仕切りを全て軽量(亜鉛鉄板の薄い角パイプ)を使用する
住宅メーカーもあるくらい。
だから、悪いということではないですよ。
ミートホープの肉じゃないのだから、きちんと明らかにすべきといってるのです。
実際 合びき肉のハンバーグのほうが、僕はうまいと思いますよ。
先に言ってくれればいいので、牛100% なんて嘘をいうからいけない。
建築屋さんもこれと同じ 無垢最高が自社が最高 言っていて実は集成材がほとんど
だった時のほうが衝撃が大きいと思う。
無垢の話をするなら集成材も昔から歴史のある材料であると、情報開示すべき。
材木屋さん自体が、正直 建築屋の広告にあきれてきているような感じが悲しいです。
自社を正当化して消費者をだまそうとする会社が多いとのこと。
正直なところ、リフォーム会社である当社は、住宅のクレームの駆け込み寺的な仕事
も依頼されることが多いが、無垢の構造材の住宅のクレームは確かに多い。
乾燥の仕方の優劣かどうかわからないが、これほどクレームがあると考えてしまう。
まだまだ、勉強しなければならないことは多いと感じる昨今 餅は餅屋に聞くほうが
早いので、材木屋さんに聞きまくっている。
実際、建築屋はゼネラリストで、細かい材料は正直 詳しくない それをしたり顔で
お客様に語ることは、僕が材料問屋の側面も持っているのでよくわかるのです。
2007年08月24日
スコール
毎晩、異常な大雨と雷 まるで熱帯のようになってきている。
やっぱり、温暖化しているのです。
毎晩 エアコンをつけないと寝られなくなっているのは、暑いのか 体がエアコン
がなければ過ごせない体になったのか・・・・・やっぱり暑くなっているのだ。
世界中から食料や建材を集めて、消費する 消費できるのも日本がまだ、経済力
がまだあるからで、これがなくなったらと思うと恐ろしいことです。
2007年08月22日
新築そっくりにリフォーム
新築そっくりにリフォームしたいというニーズが多くなっている。
実際 静岡でも○友不動会社の坪いくらという単価設定に準じたチラシも
大変に多い。
建替するより、リフォームしたいというニーズが団塊世代の退職に伴い増え
ているからだと思います。
実は、数年前に、大型リフォームの量が多い当社が業界紙に掲載された為か
○友不動産の総務部より、突然にクレームの手紙をもらったことがあった。
ビジネス特許を侵害しているとのことだったが、実は私が同社の仲介部署
に以前 在籍していたので、総務部から手紙なので、退職金の残りでもある
のか期待して手紙を開封してがっかりしました(笑)
実際、新築そっくりな大規模リフォームや改修は多いのですが、工事内容自体は
以前からよくある工事なのです。
建替できない、したくないからという理由の新築並みの大型改修リフォーム需要は
昔からあるのです。
坪いくらからリフォームできるという目安がいけないというなら、坪○万で建てる
という建築会社の広告やローコストメーカーの広告表記は、皆どうなんでしょう?
でも、このリフォームの坪表記目安は消費者の為になりますし、業界の標準に
なりそうです。
いいことやってるのだから、財閥の大きな会社が目くじら立てることでもない
ような気がします。
それならまず零細をいじめずに東○電鉄や三□不動産と先に話をつけて
くださいね。
2007年08月20日
定年前のリフォーム
定年を期にリフォームしたいという方が増えている。
実際 弊社の社員でも定年を迎え 弊社でリフォームをしている人もいる。
多くの家庭が子供が巣立って、夫婦ふたりきりの生活になります。
こんな本も出ています。
http://www.bunshun.co.jp/book_db/6/60/42/9784166604227.shtml
やっぱり、若いときと違って生活 趣味も違う。
TVコマーシャルじゃないけれども、やっぱりリビングは大きく ふたりの距離が
あったほうがいいんじゃないでしょうか?
2007年08月19日
いいニュース
最近 聞いた中でいいニュース。
同業で地元 静岡で競合することが多い 住友不動産のそっくりさんが
ローコストのトップの住宅メーカーを売上げで抜いたとの事。(業界誌のFAXDMによる)
同じ住宅のリフォーム 再生ビジネスをしている会社としてすごくうれしい事です。
世の中に、既存の住宅を残していこうとする考え方 ライフスタイルが定着すること
これこそ私達の考えていることで、この業界の認知 地位が世間に高まりつつある
ということで大変喜ばしいことだと思う。
やっと日本も、戦後のスクラップ&ビルドの価値観の世界からやっと変わってきた
のだと思う。
しかしながら、一昨日はたまたま埼玉の妻の実家のそばの不動産屋さんとお話する
機会があった、実はすごい低価格で建売住宅を建てさせている。
それも、当の元請のご本人はほとんど建築知識がないのです。
私も建材問屋と建築会社をやっていているので、原価もわかるほうだと思うが・・・・
どんな人とどんな材料を使っているのか、ちょっと怖い。
2007年08月14日
浅草
今月 なぜか仕事で浅草に3回も行った。
雷門の前になぜか縁があるのです。
神谷バー 駒形どじょう 釜飯春 etc 道を歩くといい感じな老舗ばかりです。
浅草って江戸の文化を感じますね。
街の中の、瓦の屋根とか銅の樋とか建築に目がいってしまうのは商売柄でしょうか。
古い建物をリニュアルしてバーやレストランにする店がちらりほらり、
古さの中に新しさが交じってよーく街をみると、いい感じです。
静岡もこんな風に古い建物がいかされたらいいですね。
しかし以外とお盆のためか、どこも空いていた。
仕事じゃなければ楽しかったのですが、先般 GWに家族で行ったときは
ものすごい人出で、ご飯食べるのに、カプリチョーザしか入れなかった。
私は、どうも浅草の老舗には縁がないようです。
2007年08月09日
蝉の声
今朝から、会社の脇の街路樹から蝉の声が聞こえるようにな
りました。
ちょっと遅いように思うのですが、どうでしょうかね。
しかし、よくこんなにアスファルトだらけの場所でこんなに蝉
がいるものです。
土が露出している面積を考えると冬には、土の中は蝉の幼虫だらけなんでしょうかね。
子供の頃は、この時期 小学校のプールにいったり、中学生の頃は遊泳禁止の
用宗海岸(当時は遊泳禁止でした)で暗くなるまで泳いでいましたね。
夜は、流星花火を打ち上げたり、よく毎日 同じ事をして飽きなかったものです。
しかし、お金のない割には楽しい遊びをしてました。
ゲームもありませんでしたし、部活をやってその後 泳いでいたわけでしたから
元気ですよね。今じゃとっても考えられません。
といっても、一番体力的に楽な弓道部に悪友たち(警官になって吃驚)
と皆で入って、遊んでばかりいましたね。
遊びといっても子供の頃の延長で、他の遊びをしたかったので、
安倍川の川原で近所の親父さんと草野球とか、やってました。
しかしそれでも一日暑い中 ずっとよくあきもせず、弓をひいていたものですね。